【所有者からの一言】
約20年前に両親が亡くなり、実家が空き家になりました。それからは、いつか誰かが使ってくれるだろうと思い、ずっと管理をし続けてきました。
2022年9月、湯来出張所にこの空き家のことを相談したところ、住環境デザイン協会さんを紹介してくれました。協会のお話では、同年6月から広島市が湯来地域の空き家を活用して地域活性化を行う事業をしていること、その事業の一環で、空き家バンクに掲載して沢山の人に見て貰い、マッチングしていくことなどをお聞きしました。私はそのお話を聞いて、すぐに空き家バンク掲載をお願いしました。
空き家バンクに掲載した効果により、沢山の人が見学に来られました。ただ売買までは、なかなか結びつきませんでした。
そんな中、一人の方がこの空き家を“子供たちが自由に過ごすことが出来る居場所“として活用したいと申し入れがありました。「この空き家が子供たちのために、そして地域のためになる」ということは、私の望んでいたことであり、その方の売却することを決めました。
実家を解体することなく、次の世代の方にお譲りできたこと、また子供たちや地域のために使っていただけること、大変ありがたく思います。
住環境デザイン協会さんには、本当に良いご縁をいただきました。
有難うございました。