空き家活用事例 令和6年度事例その2

昔は店舗だった物件。
ご両親が逝去され、相続した所有者は遠地に住み、空き家状態が続いていました。
家財もそのまま残っており、視察した時には母屋は打ち手がないと思いました。

購入者は、この地域の田畑を賃貸し、独自の農法で野菜づくりを始めました。

多くの耕作放棄地が野菜畑に変わりました。

そして、この物件を拠点として、農業体験イベントや、その野菜を使った漬物加工・販売所に活用するために2024年9月に購入されました。

2024年10月改修工事が始まりました

2025年1月リノベーション完了
湯来町に新スポットが出来ました!

この場所が農業体験イベント会場や、その野菜を使った漬物加工・販売所になります。
住所 広島市佐伯区湯来町葛原1612

事務局コメント

この物件は、広島市中山間地域空き家バリュー再生・活性化事業の令和6年度リノベーション補助金を利用した事例になります。

リノベーション補助金は最大1,000万円(補助率1/2)で、活用者の条件に合えば補助金申請が出来ます。

また、補助対象経費は、下記の内容について申請できます。

⑴ 家財道具の搬出処分(広島市指定業者に依頼)
⑵ 改修設計・工事に要する経費(家電や備品など容易に移動できる物品の購入、その設置に要する経費は除く)
⑷ 耐震改修工事に要する経費
⑸ 工事監理に要する経費
⑹ その他市長が必要と認める経費

当協会は、湯来地域の空き家を掘り起し、活用希望者とマッチングすることで、地域の活性化につながるよう活動しています。

広島市中山間地域空き家バリュー再生・活性化事業や補助金申請について、何かお聞きになりたいことがございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

                       NPO法人住環境デザイン協会事務局